「発達障害」とは?ADHDの特徴を簡単にまとめ。
簡単にすると注意欠陥多動性障害というものです。
詳しい症状をみると。
・不注意(集中力がない)
・多動性(じっとしているのが苦手)
・衝動性(思いつくとすぐに行動をしてしまう)
といった症状のある障害です。
3つの種類・症状の特徴
・不注意に該当
「不注意」の症状の特徴が強く、多動性の症状はあまり強くないタイプ。
よく聞かれるのは、授業に集中し続けることが難しい、外からの刺激により気が散ってしまうなどです。
また、自分の好きなこといは没頭できるという特徴もあります。
・多動性 衝動性に該当
「多動性」「衝動性」の症状の特徴が強く、不注意の症状はあまり強くないタイプ。
常に動いていないと落ち着かない、感情や欲求のコントロールが苦手です。
集団行動が苦手という特徴があります。
・混同(上記2つ)しているに該当
「不注意」「多動性・衝動性」の特徴がそれぞれ混同しているタイプ。
基本的にADHDの症状としてこのタイプが多いと言われています。
例えば、不注意8割・衝動性2割など。簡単に言うとどの特徴が強いかと言うことです。
ADHDの原因
ADHDは子供では5%、成人では2.5%いると言われています。
神経伝達機能に何らかの障害があると言われており、直接の原因はまだ分かっていません。
原因としては「遺伝」や「環境」に問題があるのではとも言われていますが直接的な原因はいまだに分かっていません。
もしも、親御さんで「自分のしつけや教育が悪かったのでは?」と思われている方もいるかもしれませんが、決して自分を責めないでください。
ADHDの治療方法
ADHDの治療方法としてはいくつかあります。
①薬物療法
主にコンサータや を服用し治療を行います。
ただし、これらは完治する訳ではなく症状を抑えるためのものです。
②心理療法
こちらは自分の行動など分析し改善していくという方法です。
薬物療法とは違い薬を服用する訳ではないため、副作用に悩まされる心配はないと思います。
③その他にも食事習慣や運動して症状を改善する
ADHDの方が運動をすると一時的に症状が和らぐと言った報告があります。
また、食生活の見直しで多少症状が治まったといわれる方もいます。
最後に!!
実際にADHDと診断され治療を続けている僕が薬の副作用や医療費が1割負担になる制度などを紹介していきます。